セッション
行き過ぎたスパルタ指導と自主練に引いてしまった
あそこまで追い込む必要あるのか?
奏者にとって大事な手を、血まみれになっても酷使し続けているのは見るに耐えなかった
絶対に休んだほうがいいに決まってるのに音楽に魂を売るってことはああいうことなの?
交通事故で頭から血流してるのに演奏しようとする主人公もそれを止めないフレッチャーもどうかしてる
それに演奏とは関係ない家族のことを人前で侮辱するわ物は投げるわでフレッチャーはさいあく
主人公が調子乗って周り見えなくなって恋人や友達の大切さに気づかず後から後悔するみたいなパターンよくあるけど、邦画と比べて洋画のほうがより多い気がする
そこにいつも共感できないので今回もあーあ。ばかやろう。と思った
お父さんに八つ当たりしだすかもと思ったけどしなかったからまだよかった
台詞がない部分などで自然と登場人物の感情を想像してしまう、間を読んでしまう映画で、それだけ演技も構成も撮り方も良いってことなんだろうな
事故のシーンも衝撃的で目をそらしてしまったんだけど撮り方がすごかったように見えた
音楽をしていて全く楽しくなさそうだなとずっと思っていて、それが最後のシーンの振りになってたのかって思うくらい最後の演奏が楽しそうでかっこよかった
フレッチャーへの嫌悪感とかふっとんでいった
問題作になりそうな内容ではあるのに最後のおかげでそうなっていないんだろうし(知らんけど)、後味悪くならなかったからすごい